この壁を乗り越えて
アメフトの試合で相手チームの選手に
悪質なタックルをして怪我をさせた選手の記者会見を見ました。
何とひどい指示をするんでしょうか、監督やコーチは。
でもこの青年、どう見ても悪人とは思えません。
監督、コーチの指示は絶対的な言葉として
この青年の胸に激しい重荷となってのし掛かったことでしょう。
それに従わない選択肢などは選べない
緊張した胸の内であったに違いありません。
私はアメフトの試合を実際に見たことはありませんが
テレビで見るとどの選手も屈強な若者ばかり
それが背後から襲ったら大変な怪我になることは当たり前
そのような危険性を監督、コーチは気付かなかったのでしょうか?
それとこの会見に大学関係者の姿が見えないのは異常
学生を守るべき大学が、その義務を放棄しているのは納得できない。
アメフトが好きだったこの選手が
もうアメフトは止める、と言った胸中が察せられ
この選手が可哀想な気持ちになってしまいました。
監督、コーチは黙して語らず
発生後、速やかに監督が会見して語れば
このような大きな社会問題にならずに済んだかもしれない。
今後どのように推移してもこの選手一人に責任を負わせてはならない。
まだ若い将来性豊かな青年一人をも守れない大学ならば
もう存在する意味もない。
大学でのスポーツ教育とは 「文武両道」 の若者を育てるという大きな目標があるはず
それを忘れてしまった監督、コーチは重罪であることを知らしめるべきである。
怪我をさせてしまった選手だが、この壁を乗り越えて
新たに先に歩むことができるように私たちも応援しようではありませんか。